Project日東電工株式会社 inovas

LABを多彩に

実験研究ゾーンのインテリア設計とF.F.E(家具設備)設計のプロジェクトである。
クライアントは可能な限りオープンでフレキシブルな場と、ラボ内での研究者同士の出会い、交流を促進する環境を要望された。現場は効率性を考えLabに直接面する窓と、天井仕上げが無いスケルトンの状態であることを聞き少し驚いたが、集中と活気、一体感を感じる空間を作れるのではないかと思った。まず知的創造性を阻害する騒音や発熱、雑多な印象を与える装置類は、Lab中央に機器サポートエリアを設け、集約した。これにより機器の設置有効スペースの確保と、研究員がそこに篭り集中したり、データの待ち時間で研究者同士の偶発的な出会いを図った。自然光が届きにくい場所での活動的な印象を持つ空間づくりには色彩が有効である。ここでは色彩と照明によって空間に生産的なエネルギーを持たせ、また明視度を高めることで、研究者の脳を刺激し明快な思考を得て、士気を高める効果を狙った。色により人や機器、空間、気持ちまでを一つに包み込み、オーガナイズするのだ。

Completion March, 2016
Total floor 2,133m2
Location Ibaraki, Osaka