好むと好まざると。 ボブ ディランの曲に最初に出会い衝撃を受けたのは、 歌舞伎町の道端で買った「Highway 61 Revisited」の カセットテープ。 僕はまだ小学生だった。たぶん自分の天パーの髪の毛を受け入れられたのも、 TSエリオットに夢中になったのも、ラップが好きなのも、ギター好きなのも、全てディランの影響だ。 ディランが創造する世界はいつも直感的で、研ぎ澄まされていて、疾走感に溢れ、リリカルである。 そんな表現に今も憧れている。 ディランの作品は文学だ。音楽が続く限り。