ブーム到来?!

日経アーキテクチュア10月号
山中教授のノーベル賞受賞と共に、絶妙なタイミングで日経BPさんから研究所を特集した雑誌が発刊(日経アーキテクチュア10月号)されました。器官再生工学プロジェクト研究棟をはじめ幾つかの弊社が携わったプロジェクトが掲載されています。また日本の研究所の設計課題などを取材で述べさせていただきました。最近雑誌などで取材や執筆依頼が増えてきました。少しづつ日本も知を生み出す研究所の重要性に気づきはじめたのかも知れません!

Vision and Hard work

Vision and Hard work
研究業務はまさにハードワークである。特に日本ではリサーチアドミンやテクニシャンの業務と職位がまだ明確に確立されていないため、欧米のように分業がなされていない。そのため多くの研究者は研究以外の雑務に追われ、研究に集中できない状況がほとんどであろう。
山中教授が不屈の精神力でハードワークに耐えノーベル賞を獲得するまでの力の源泉は「難病患者を治したい!」という強いヴィジョン。でもきっと今の厳しい日本の研究環境と制度と組織の上で、若手研究者が山中教授と同じような精神力だけでは研究を続けて行くとは極めて難しいと思う。今回の受賞をきっかけに、志ある若手研究者が国内でも大胆な研究を自由に取り組めるような制度が確立されることを期待したい。
そして研究所を設計するプラナスとしては、国内外の優秀な研究者を魅了し、自由な雰囲気のなか議論ができ、豊かな発想を創出する研究所の構築に寄与して行きたい。

豊田市美術館

豊田市美術館
豊田市美術館
名古屋にて建築完成検査のついでに谷口吉生氏の設計による豊田市美術館の見学会。
ストイックなまでに引き算な造形デザインと幾何学的ランドスケープ。
ランドスケープはノバルティス製薬スイス本社のマスタープランやスタンフォード大学の美しい城下町パロアルトの都市計画を行った、ピーターウォーカー氏によるデザイン。

QC棟建設プロジェクト

QC棟建設プロジェクト
まだ震災の爪痕が色濃かった小名浜にて昨年の暮れからクライアントと共に進めたプロジェクト。
地鎮祭が滞りなく執り行われ、いよいよ工事開始です。
復興のシンボルになること目指します。