木製ルーバーが架かりました。
写真は天井材となる化粧のシナベニヤをちょうど張っているところです。
コンクリートの無機質な空間に木の表情が入り込み、良い感じになってきました。
シーケンス技術がもたらすiPS治療法の前進
2011 MACMILLAN PUBLISHERS LTD.” class=”mr15 mb15″ />iPS治療法を発展させた技術がNatureで発表されました。α1アンチトリプシン欠損症の患者の皮膚からiPS細胞を作成し、その中の変異α1アンチトリプシン遺伝子をチョキンと切り出して、正常遺伝子を導入しました。酵素切り出す方法が新しい技術です。その後、肝細胞に分化させてマウスの肝臓に注入、正常なα1アンチトリプシンが分泌され、5週間過ぎてもがん化も生じなかったようです。
気になる点は、次世代シークエンサーでこのiPS細胞の全ゲノムを調べてみたら、29個の変異が見つかったこと。変異はiPS細胞の培養中に発生したとみられていますが、これが本当に安全かどうか検証が済むまでヒトへの応用はまだでしょう。
それにしても次世代シークエンサーってすごい!!
引用元記事:http://bit.ly/pL25R4
引用元記事:http://bit.ly/nCY2zX
TRU:コンクリート打ち放し
TRU:屋根スラブ建て込み中
通り過ぎる台風と夏
ヘミングウェイの愛したキューバのカクテル「モヒート」
和三盆を使ったこの店の優しいモヒートには、今年の夏大変お世話になりました。
今日はこの夏の飲み納めです。
コシュちゃん@表参道「黒い月」
PhDムービー !
博士課程の学生を題材にした米国の4コマ漫画がついに映画化されました。
NatureNewsでも記事に取り上げられています。
トレーラーにあるように、大学院生が「なぜだ!僕は大卒なのに!!こんな作業、サルでもできるよ!」といった嘆きを叫んだ経験が、PhDの皆さんの中にもいるのではないでしょうか。
今月から各地の大学で上映が始まります。上映マップを見ると、日本では九州大学にマークがありますね。東京でも上映されれば是非観たいものです。
引用元記事:http://bit.ly/nM1HAx
トレーラー:http://bit.ly/lyrazB
ヨーグルトが脳に良い!?
乳酸菌など腸内細菌が健康に良いことはよく知られていますが、アイルランドの研究グループから脳にも良い影響があることがPNASに報告されました。マウスにLactobacillus rhamnosus(JB-1)株を与えたところ、GABAレセプターの発現が上がり、不安減少、ストレスにも強くなったそうです。マウスの結果がヒトに適応できるかは今後の課題だと思いますが、こんなニュースを知ると乳酸菌飲料ピルクルガブ飲みです。
引用元記事:http://bit.ly/n8l1JU
ディズニーとビーチとバイオサイエンス
フロリダと言えばやっぱり青い空と海そしてミッキーマウスです。ところが最近はバイオテック産業都市を形成しようと州政府は$1.5ビリオンもの予算をつけて挑戦しているようです。確かにフロリダにはお金持ちがリタイア後に集まってるため最新医療ニーズがあるだろうし、もともと米国最大級の研究所スクリップスもあるし、バイオテック産業都市を築くには好条件がそろってます。あとはディズニーライクな雰囲気から研究者を惹き付けるアカデミックなイメージへのトランスフォームが必要でしょう。頑張ろう日本も!
引用元記事:http://bit.ly/onbr9o
TRU:2階スラブ型枠建て込み
折り返し地点
週末は世界陸上のマラソンが熱かったですが、現在幾つかの生物種で1000ゲノムプロジェクトが進められています。先日異なる環境で生息している100個体のシロイヌナズナのゲノム解析結果がNatureとNature geneticsに報告されました。これに加えて400個体もシークエンスは既に終わっていて、つまりこのマラソン作業は折り返し地点にいることになります。
かつてのゲノムプロジェクトは1個体のシークエンスに何年も労力をかけていたのに、次世代シークエンサーの威力はすごいです。おまけにメチル化など他の情報も解析してしまうのですから、これからもっと生物種のゲノムプロジェクトが立ち上がるでしょうね。
引用元記事:http://bit.ly/qcRlYA