小さな基地のような。
市場の複雑化にともない、常に新たな製品開発や業態の変化を求めらる時代。企業にとっての研究施設のカタチの一つとして、小さな基地のような、レゴブロックのような、テーマが変わったら組み直せるような、そんな建築が時代感なのではと最近思う。
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また研究施設を出来るだけコンパクトに建てることは、インフラなどを含む建築の総額や維持費などの面からも多くのメリットもある。しかしコンパクトな研究所で、研究員が狭さを感じず、明るく、心地よく暮らせる空間づくりには、使う研究設備や、なかの人の動きに対するノウハウと、そして細部に至る丁寧な設計・監理が重要になる。
本プロジェクトでは、使う研究者とじっくり対話を重ね、機能性がよく心地よい、Small is Beautiful を追求した。
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